トレーニング

1,200m~2,200mの高地環境

高地とは、標高が高く気圧が低い「低圧低酸素環境」のことを指します。平地にくらべ体内への酸素供給量を減少させる高地に一定期間滞在しトレーニングすることは、安静時の呼吸・循環器系の亢進とトレーニングによる低酸素刺激の負荷の増強などによって、酸素運搬能力等の能力改善をもたらします。

医科学的には、赤血球やヘモグロビンの数が増えて、酸素の摂取能力と供給能力が増大するため、持久力が向上するといわれています。
また、近年の研究では、持久系種目だけでなく、短距離走や瞬間的なパワー発揮型スポーツにも効果的であることが明らかになっています。
このような高地でのトレーニングにより、マラソンや競泳の選手らがオリンピックで金メダルを獲得するなど成果をあげています。また、リオデジャネイロオリンピックでは、直前に高地トレーニングを行ったレスリング男子フリースタイルの選手が銀メダルを獲得しました。
ハイランド陸上競技場練習風景

飛騨御嶽高原高地トレーニングエリアには、1,200m~2,200mの標高に4つのゾーンがあり、個人の体力や目的に合わせたトレーニングが可能です。

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