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10月14日(火) 滋賀銀行陸上競技部の近藤寛子さんと川嶋久一さんが荘川さくら学園の児童生徒に向けて講演をしました

飛騨御嶽高原高地トレーニングエリア🏔で合宿中の滋賀銀行陸上競技部所属、チーム近藤の 近藤寛子さんとコーチの川嶋久一さんが、高山市立荘川さくら学園にて講演会を行いました。

演題「 あきらめない心 〜マラソンがくれた幸せ〜 」

講演では、近藤さんがマラソンを始めたきっかけや視覚障がいについて、そして2016年リオパラリンピック出場時の経験などを、全校児童生徒45名に向けて熱心に語ってくださいました。

「できない理由を探すのではなく、今あるものでできることを見つける」

「引き算ではなく、足し算で考える」

といった近藤さんの言葉は、児童生徒たちの心に強く響きました。

 

講演後には、2人1組となって「ブラインドマラソン」の体験も実施。一方がアイマスクを着用し、もう一方が伴走者となって走ることで、視覚障がい者が感じる不安や、伴走者の声かけの重要性を体感しました。川嶋コーチのアドバイスもあり、児童生徒たちは真剣に取り組んでいました。

   

終盤には、「目が見えないことで日常生活で困ることは?」「競技中に起こるアクシデントは?」などの質問が寄せられましたが、近藤さんはどの質問にも明るく前向きに答え、「共生社会」の実現に向けた考え方を伝えてくださいました。

最後には、「目が見えない人は相手の声から感情を感じ取る」という話を受け、児童生徒全員が満面の笑みで「ありがとう」と声をそろえ、講演会は温かい雰囲気の中で幕を閉じました。

貴重なお話をしてくださった近藤さん、川嶋さん、本当にありがとうございました。飛騨御嶽高原高地トレーニングエリアは、これからもチーム近藤を全力で応援していきます!

   

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